生乾きと焼餅

どの口が何言うかが肝心

【音楽】三浦大知

自分のことに関してはあまり変化を望まない人間かなと思っています。

言い換えると自分の知らない新しいモノについての関心が薄く何でもかんでもチェックしては好き嫌いを考えたりしません。

 

そんな自分が何かを好きになるとき、多くの場合は「見たことのないもの」「真似のできない圧倒的なもの」であることが多いです。

 

その代表格とも言えるのが、三浦大知(敬称略します、ごめんなさい)。

その存在はFolderの頃から認識していましたが、当時小学生だった自分にとって特別好きな歌手というわけではありませんでした。

 

当時学生だった時に、三浦大知がソロデビューして発売した1stアルバムを買いましたが、特別好きになることもなく、就職を機に上京。

 

これが転機、というほどの転機ではないかもしれませんがある日、三浦大知の「Your Love feat.KREVA」というシングルのリリースイベントがラゾーナ川崎で行われることを知ります。

ラゾーナ川崎は当時住んでいた場所から電車で30分ほど。

学生時代からKREVAのライブに何度か行ったことのある自分としては「KREVAが出る可能性は低いけど、出たらラッキーぐらいの気持ち」で南武線ラゾーナ川崎へ向かいました。

 


三浦大知「Your Love feat.KREVA」リリースイベント

 

1曲目がシングルのカップリングで収録されている「spotlight」という本人作詞作曲の曲だったんですが、もう出だしのフレーズの歌声からグッと気持ちが上がる。

そしてあれだけ歌って踊っていながら歌のクオリティーが下がらない。ダンスも切れる。揃いまくる。

最初に目当てだったKREVAについては完全に忘れてしまうくらい三浦大知すごい!と感動して余韻に浸りながら帰ったのを覚えています。

そして「なんでこんなに凄いのに、知らなかったんだろう」「なんでこんなに凄いのに、テレビやメディアで取り扱ってないんだろう」とも思いました。

 

それからは毎シングル購入、リリースイベント参加というのを少しずつ頻度が落ちつつも2013年末(4th ALBUMリリースイベント)までやっていました。

ライブツアーは2010年の「Emotion」と2011年の「Synesthesia(2回)」に参加。思い返したら意外と少ない。

ライブを観て毎回のように思ったことは「前回のライブを超えてくる」ということです。

歌やダンスのクオリティ、演出面でもステージを観たときは「これが最高だろう」と思わせたものをさらに超えてくる。

弛まぬ努力の積み重ねの上で自分自身の最高を更新し続けた結果他の追随を許さない、誰も真似できない圧倒的な境地へと達し現在のブレイクに繋がっているんだなぁと思うとリスペクトの気持ちが溢れます。溢れ続けて止まりません。

 

日本で一番踊れて、歌える男といえば。「三浦大知」以外の答えを僕は持たない。最近は、踊って歌える人も増えたけれど。歌もダンスもこの完成度で、なおかつフレッシュで熱いバイブスが身体中をまとっていて。洋邦問わず色んな音楽を聴いても、歴史を遡っても、こんなアーティストはそうはいない!

 いろんな人が三浦大知を賞賛するコメントを出しているけど個人的にはAAAの日高くんが出してるこのコメントが一番好きです。

 

2014年以降、私事で迷走していることもありライブには行けてませんが、ミュージックステーションへの出演や紅白歌合戦出場など、節目節目に少しずつ確実に大きくなっていく三浦大知というアーティストを勝手に遠い親戚のような感覚で応援し続けていきたいなと思っております。