生乾きと焼餅

どの口が何言うかが肝心

【本】アジア罰当たり旅行

 

ブログを書くにあたってリンクを探したら改訂版が出てるみたいです。

私が読んだのは無印版です。

 

著者は「クレージージャーニー」という他のテレビ番組ではなかなか紹介しないような場所に目的を持って旅に出る人に同行する旅番組で知名度を上げた丸山ゴンザレスさん。取材先は主に「海外の危険地帯」です。

 

 

読んでいて思ったのは、テレビに出ているゴンザレスさんより当時のゴンザレスさんは尖っているというか、ヤンチャな感じがあります。

今は「犯罪ジャーナリスト」ですが、当時はまさに「罰当たりな旅行者」という感じの文体で、テレビから入る人は違和感があるかもしれません。

なので、「犯罪ジャーナリスト」としての丸山ゴンザレスさんの話を求めて買う本ではないのかな、と思います。

 

テレビとのギャップはあるけど、東南アジアの街で死んだ目をした幼女を買ってセックスをする白人連中に対する軽蔑の気持ちなんかについては、やっぱり信頼できる人なんだろうなと思わせてくれます。