生乾きと焼餅

どの口が何言うかが肝心

三浦大知、『天皇陛下御在位三十年記念式典』で歌唱

realsound.jp

 

もう意味が分からないくらい凄いことになっている。

約10年前に生でパフォーマンスを観たときに感じた「どうしてこの人が無料でライブやってるんだろう」という苛立ちにも似た感情がほとんど成仏したと言っていい。

完全に成仏するのはグラミー賞を獲ったとき・・・。

 

2009年から三浦大知のことを自分のSNSで賞賛しても自分の周りの人たちは一切反応してくれなくてずっと孤独というか寂しい気持ちを抱えてたけど、最早自分の周りどころか日本中で絶賛されている三浦大知の10年間の歩み、特にここ数年の飛躍は誰もが認めるものと言っていい。

 

本当にいろんな分岐点というかきっかけになったイベントがあって個人的には「ミュージックステーション」での「Cry&Fight」がかなり大きかったのでは、と思う。

 

https://www.bilibili.com/video/av6741014/

 

Folder時代を知らない、あるいはソロデビュー時に音楽への関心が薄かった年代の視聴者層や、知っていたけどソロデビュー時からの進化を認識していない人にも強烈な印象を残し、ここから三浦大知の認知度が急速に広まっていったような気がする。

 

https://www.bilibili.com/video/av11132170/

 

あとはコラボレーション企画でどんなタイプのアーティストと競演しても決して悪目立ちせず、相手も映えさせながら最高のパフォーマンスを魅せるという天才的な能力を持っていることで、他のアーティストのファンからも賞賛されているという要素も大きかったのではと思う。

 

https://www.bilibili.com/video/av31048591/

 

これから「歌って踊れる凄い人」というパブリックイメージを「歌って踊れる天才アーティスト・エンターテイナー」に塗り替えるのもそう遠くないと思う。目を離すといきなり見えないような高みに行ってしまうので気をつけておきたい。