2019-08-11 【本】人を、殺してみたかった 名古屋大学女子学生・殺人事件の真相 本 人を、殺してみたかった 名古屋大学女子学生・殺人事件の真相 /KADOKAWA/一橋文哉 posted with カエレバ 楽天市場 7net ざっくりと事件のあらましを説明すると親元を離れて一人暮らしをしていた名古屋大学の女子学生がエホバの証人の勧誘をしに来た老年の女性と知り合ってある日突然自宅でその女性を所持していたガーデニング用の手斧で何度も殴打したうえで最終的に首を絞め殺害。 被害者の夫が警察に捜索願を出したところ、知人からの証言で女子大生と会う予定だったことが判明し、老女を殺害した後その遺体を隠すことなく実家のある仙台に帰っていた女子大生は警察の家宅捜索に同行、そのまま逮捕された。 その後、警察からの事情聴取で犯人である女子大生「マリー」の異常性や過去に起こした重大な犯罪行為が次々と露見する、という内容。 「マリー」の家族のバックグラウンドには若干の同情の余地はあるかもしれないけれど高校生の頃に起こした事件については正直ゾッとするというか人間のできることじゃないとすら思えた。 「マリー」のツイッターの投稿内容からその心情を読み解くという流れはなんだか時代を感じさせるというか、うかつに発信するのも考えものだなと。 おすすめできるような軽い内容ではないですが、興味がある方は是非。