生乾きと焼餅

どの口が何言うかが肝心

【映画】サマーフィルムにのって

 

ミニシアター系の映画で地方に住んでいても公開開始日に観れて、かつアイドル時代の推しが主演する映画だったので普段なら絶対観ないタイプの作品なんですが観ることにしました。

 

結論から言うと推しが出ているとか関係なく素晴らしい作品だったと思います。

むしろこの素晴らしい作品に推しが関われて最高だな!というくらいの思いが胸に去来しました。

「青春」と「映画」が題材になっている「青春映画」で、ちょっとSFっぽい要素もありつつ、この2020年代に観るべきテーマでありながらも普遍的なメッセージも含まれていて、観る人の年代によっていろんな受け止め方ができるような作品でした。

あんまりこういう系統の作品を観ないので説明することは難しいんですが・・・。

つくりとして完璧ではないけれど、それを補って余りある個性的な出演者たちのエネルギー溢れる熱演だったり、時折挟まれるコメディチックな要素やチャーミングな部分、物語上における(多分別の言い方があると思う・・・)映画的なカブせも大好き。

もっと言いたいことはあるけれど、あんまりネタバレになるのも本意ではないので、まずは感染対策しつつできれば映画館に足を運んで欲しいなと思います。

残虐なシーンもないし、万人に勧められます!もしかしたら終盤の展開は好みが分かれるかもしれないけど。

 

そして推しである伊藤万理華さん。

推しとか言ってしまってるのでフェアな判断は無理だと思いますが、改めて凄い人だなと。

いわゆる世間的な認知度でいえばまだそこまで高くないのかも、と思いますがこの作品で演じたハダシという役は世のクリエイターに対して鮮烈な印象を与えられるような名刺代りの出来映えになっているんじゃないかと思います。

そしてまだまだ可能性を感じさせてくれる予感もあり、、、応援せずにはいられない。。。